きっとこの時期になっても、夕方から夜の時間帯、家でテレビをだらだらと見ている中3受験生は結構いると思います。
「9月の北辰テストが終わったばかりだし」とか、「中間テストまでまだ1ヵ月あるから大丈夫」などと、「やらない理由」を考えながら、少しずつ先延ばしにしている状態です。私がそんな生徒の親なら、不安できっと発狂してしまうと思います(^^;
今、この時間にも黙々と勉強を進めている受験生がいることを、テレビで得た知識は次の日の学校での話題にしかならないことを、やらない理由よりやる理由のほうが自分にとって有意義なことを、どんなに成績優秀な子でも勉強は面倒臭いと思っていることを、それでも人より多くやることでその成績を維持しているということを、言葉ではなく「体感」するためには、やはり環境が大切なのだと思います。
ある子がテレビで1時間のバラエティ番組を見ている間、塾に来て勉強している子がいます。この繰り返しで、覆すことのできない差がついていきます。もくせい塾の受験生たちは、夏休み明けから、学校が終わり帰宅するとすぐに自習に来ます。私は何も言っていません。きっと、本人たちの「体感」したものによるのだと思います。この状態をどこまで続けられるか。北辰テストの結果が返却されたら終わってしまうのか、1ヵ月くらい続くのか、それとも受験まで走り続けられるのか。彼らの頑張りに期待したいと思います。