まずはインプット

勉強は、インプットとアウトプットのバランスが大切だと言われています。インプットとは、暗記などの覚える作業で、アウトプットは問題演習などの知識を再現する作業です。よく言われるのが、インプットとアウトプットの比率が「4:6」くらいが良いバランスだということですが、これは生徒の学力に応じて比率を変える必要がありそうです。

 

平均的な難易度のテストで60点を越えない場合は、インプットの比率を高くし、60点は越えるが80点を越えない場合は、アウトプットを増やすといいと思います。前者は、知識が足りていない場合で、後者はいろいろなパターンの経験値が少ないことが原因の場合が多いです。

 

と、ここまで書いてきましたが、ほとんどの生徒の場合、まずは暗記をしっかりできるようになって、安定して80点くらい取れるようになってから、いろいろな問題集に触れていくのがいいと思います。学校のテストで90点くらい取れる生徒でも、それほど学校の教材以外のものに手を広げている子は多くないです。ですからまずは学校の教材を完璧に仕上げてテストに臨みましょう。