大学受験生には、自分が受ける大学だけでなく、時間の許す限りいろいろな大学の過去問に触れて欲しいと思っています。
問題が複雑になると、そこにはいろいろな知識が含まれるようになります。数学などは特に、1つの公式だけを当てはめるのではなく、規則性や図形的意味などが複雑に絡み合います。それらを1題1題解きほぐし、理解することは、たくさんの栄養素を一度に効率的に吸収することに等しいです。まるで、基礎的な単問が、料理に対する材料、ニンジンやジャガイモであるならば、入試問題はそれらを調理したもの、つまりは肉じゃがだと言えます。
一度に多くの栄養素を摂るためにはやはり、肉じゃがやカレーライスを食べるべきです。しかし勉強の場合、いきなり入試問題にチャレンジしてみても、十分に理解・吸収することはできないので、単問で体を慣らしてから入試問題に入っていく必要があります。まずはニンジンをしっかり噛みしめてその味を覚えてから、肉じゃがにトライです(^^)/