習い事を1日に2つ掛け持ちするのは精神的にも体力的にも大変なことです。一つ終わっていい時間になっていれば、大人でも「今日はもういいかな」なんて思ってしまいがちです。ですが、今日は別の習い事が終わってから塾に自習に来た生徒たちがいます。来たのも9時過ぎです。「短時間でも勉強するんだ」という気持ちが感じられます。すごいですね!他に何かがあるからと言って、勉強をオフにしない。そういう子は確実に伸びますね!
仕事でも同じことが言えると思いますが、「スイッチがずっとオンになっている」人はすごいなと思います。もう、成長曲線が他の人とは違います。テスト前まで勉強モードをオフにしている生徒は、テスト期間に入ってもエンジンがかかるまでに時間を浪費してしまい、結局手を付け始めてからもなかなか効果が出ず、そうこうしているうちにテスト当日を迎えてしまうなんてこともしばしば。しかし「常にオン」の生徒ならばテスト期間になったときに行動に迷いがありません。最短距離を走ることができます。「あの人はあんまり勉強してないけど頭いい」なんて思われている生徒は、こういうところが違うのではないでしょうか。
結局、「常に勉強モードがオン」の状態。中高生の勉強なんてただの訓練なので、やった時間に比例します。その「やった時間」というのを日常生活でも積み上げる状態ができている生徒がどんどん伸びるのではないか。そんな風に感じます。つまりは「意識」の問題である、と。
これは置かれている環境が大きく影響している、と感じます。