中学生の期末テストが終わり、返却された答案もほぼ回収できました。まだの生徒が数人いますので、早目に塾に持ってきてくださいね。
テスト直しを自習でやっている子も見かけます。偉いですね~(^^♪
実は私は、「テスト直し」はなかなか高度な勉強法だと思っています。それは、効果的に行う為に間違えた問題がどの範囲のどの難易度で、どんな力を求められていたのかという正確な分析力と、なぜそれを間違えてしまったのかと冷静に自分と向き合う忍耐力が必要だからです。テスト直しをしている子の中には、間違えた問題の答えを確認して終わりの子もいるようですが、それだと意味がほとんど無いです。それで勉強をやった気になってしまうならば、1学期に授業で進んだ範囲の問題演習をしたほうがずっとマシです。
ですから学校の定期テストの直しをするならば、「学校は基礎問題を出してくれている」と信じて全て時間内に正解できるようになるまで、5、6回は反復してテストを解き直すのがベストだと思います。自分の手に馴染むまで同じ問題を愛でてやる、これはテスト前の勉強や、成績を上げる為の勉強全てに通ずることだと思い生徒には伝えているですが、なかなか実践できるようになるには時間がかかりそうです(^_^;) 私は、勉強をやっているという「ポーズ」には何も意味が無いと思っているので、自分の力になることをやってもらいたいと思って指導しています。