規則正しく勉強をする

いっそのこと、塾の授業を「予約制」にしてみるのはどうでしょうか。

 

月はじめに、その月の授業を回数分「予約」して、そこで決めた時間に来るという方法です。そうすれば、好きな日好きな時間に来ることができます。なかなか良い考えではありませんか?

 

でもそうすると、月の前半に全部入れて後半は全く来なかったり、入れたい時に入れることができなかったりが続く子も出てくると思います。

 

そしてその結果、ほとんどの生徒の成績が上がりませんでした。こわいですね~。

 

以上は冗談です(^^)/ なぜこのようなことを言ったのかというと、塾の時間割に従って「規則正しく通う」ことは成績アップの効果につながるからです。週1回通塾の生徒が1日休むと、次の塾まで2週間近く期間が開くことになります。その生徒に学習の習慣が付いていなかったら、その期間全く勉強しないことになります。人は1週間で、記憶したことの80%近くを忘れることが分かっています。だから復習が必要なのです。それを2週間も放置したら…。そんなわけで週1の塾通い「だけ」で成績を上げることも、本当は至難の業です。(それだけで成績が上がったら、その子は天才です。)

 

このことが分かっていると、上の「予約制」の塾は学力向上につながりにくく、また、1週間以上も勉強をサボるのは自殺行為だと分かるはずです。

 

勉強よりも大切なことがあるのならばそれも良しです。しかし、優先させた結果、勉強が「犠牲」になっているのならば、その結果を受け止めなくてはいけません。毎日歯を食いしばって勉強しても簡単に成績は上がりません。だからこそ、勉強を頑張った人にはそれ相応の未来が待っています。