毎日課題

中学1・2年生に対し、毎日課題を出しています。

 

量にして1日プリント2枚程度、生徒の力量にもよりますが、毎日自習に来る生徒だと20分程度、週2回しか塾に来ない生徒だと1時間くらいかかるかなという感じです。毎日コツコツとやることが大切だと思っています。

 

自習には来ているのに成績がイマイチな生徒は、やるべきことがやれていない場合があります。それは、自分の学習の「効果測定」です。勉強したことがどれだけ身に付いているのか、それを確認して勉強の指針にしていく必要があるとは思いますが、学力が伸びない子はそれができていません。ですから、解いた課題は私が丸付けをして返却しています。(毎日結構な量をチェックすることになるので、この先どこまでできるか戦々恐々としています…)その返却を受けて、自分の今の実力を知ってもらいたいと思っています。

 

勉強時間と学力が比例していない生徒は、無駄な作業・無駄な時間が多いです。ただ漫然と教科書やワークを眺めていたり、漢字や単語をダラダラと書いていたり、ワークに答えを写して「勉強した」としていたり。そういう、頭を動かさない時間を減らすことも狙いです。

 

ですから、さっそくこの課題に対しての取り組み方にも差が出てきています。一番立派なのは、出された課題をその日のうちに提出し、間違えた問題は後日直して全て丸が付くまで解き直しをする生徒です。確実に学力も伸びていくと思います。そして一番ダメなのは、やらずに持ち帰る生徒です。やろうともせず、更にはやっていないことを隠蔽しようとしています。面白いことにこういった行動は、日頃の自習の姿勢ともリンクしています。こういう生徒は注意するようにしていますが、自宅で日付の書かれた真っさらなプリントが無いか、保護者の方もチェックするようにしてあげてください。

 

毎日コツコツやること、自分の今の実力を知って勉強の指針にすること。自学力として、身に付けていってもらいたいです。