4月から高校生になる新高校1年生には英数の課題を出しています。
高校生になると、中学生の頃とは勉強の強度が段違いに高くなります。中学校の時は学校の授業を聞いていれば内容はほぼ理解でき、テスト2週間前からでも課題は十分に終わってテスト対策もできたと思います。しかし高校の学習になると科目数も増え、進度・難度ともにぐっと増していくので、同じようではいきません。小学生が中学生になった時と同じような学習ショックを受けることになります。ただ中学生になったときと違うのは、それを自分の意志で乗り越えることができることです。新高校1年生にはその力があります。
塾から出している課題は、数学は計算分野の予習・演習と、英語は文法の予習、単語の暗記です。高校生になってまず求められるのは、中学時よりも素早く大量の情報を処理する能力だと思っています。計算の煩雑さや単語などの単純暗記の量がグッと増えるので、まずはそこを乗り切る力を早目に身に付けてもらいます。中学生の頃の意識のままで高校の勉強が本格化していってしまうと、アッと言う間についていけなくなり、テストでも下位低迷を続ける高校生活になってしまいます。一度下位に定着してしまうと、浮かび上がるのは並大抵の努力ではできません。ですから始めが肝心だと思います。
そろそろ高校からも課題が出てますが、高校で上位に入る為にもこの程度のこと乗り越えてもらいたいです。地に足を付けて1歩ずつ進んでいきましょう。