10月調査分の県立高校進路希望状況が出ました。
今の段階ではあくまで進路「希望」なので、実際の受験倍率が出るときにはまた大きく変動します。ですからまだ倍率云々の話はできないのですが、この地域に関係のある学校の倍率を見てみると、下がったところが結構ありそうです。
以前教材会社の方が言われていたのですが、「『絶対に公立』という風潮が弱まっている」ということなんでしょうか。埼玉県のエリアを南下するにつれ、私立高校を第一志望にする生徒の割合が増えているそうです。
大学入学共通テストの英語民間試験導入も見送られたりしていて、大学入試がまだバタついている印象は感じます。ですから、大学付属の私立高校や、指定校推薦をたくさん持っている私立高校に入学して大学受験を回避したりする動きがあるのかも知れません。
逆に言えば、超人気校を除く公立高校は少し入りやすくなっていくかも知れませんね。しかし、いずれにせよ倍率を気にしているよりも、自分を合格ラインの内側まで高めることのほうが大切です。