生徒には、「先生はテストのヤマかけてもハズすタイプだよ。」と言っています。
本当のところを言うと、ハズすというほどハズれません。(なんだか変な言い方です。)「ここかな?」と勘で思ってしまった所は結構出ます。今回の第6回北辰テストも、直前の授業中に「ここ出るよ」とつい口走ってしまったところがいくつか出ました。
しかし私は山師としてやっていくには力が足りませんし、そのような指導はいずれメッキがはがれてしまうと思うのでやるつもりもありません。生徒に対してそういう指導をしていると、生徒のほうも「何が出ますか。」という質問をするようになっていき、教えた問題のみ覚えようとしてしまいます。そして行きつくところは学校の定期テストの過去問を使った「テスト対策講座」になってしまいそうで怖いです。(さすがに同じテスト問題を使いまわしている学校はもうないでしょうが。)
ですが、この「ここテストに出そうだな」という感覚は生徒に養ってもらいたいと思っています。学校の先生は学習内容をどのようにテストとして出すのか。それを想像しながら勉強することで、肝要なところをつかむ練習になると思います。