富士中1・2年生の期末テストまで残り2週間です。この段階でワークが全教科全て終わっているのが判明している生徒が2名。なかなかいいペースですね(^^)/ 他の生徒も追いつけるように頑張ろう!早く終わるほど反復に時間を割くことができます。
勉強が上手な子は、1周目に時間をかけ過ぎません。分からないところがあっても立ち止まったりせず、とりあえず答えを写して先に進みます。繰り返すうちに精度が上がることが分かっているのでしょうね。1周目に時間をかけ丁寧にやっていても、きちんと定着させることができていなければ本番のテストの時には忘れてしまい結果につながりません。始めは6割くらいの定着でもいいので、それを繰り返していくうちに7割、9割、そして完璧にすればいいという感覚を身に付けましょう。そしてそのピークをテスト当日に持ってくれば良い結果につながります。その為にはスピードです。そして反復です。
1周目が遅い子は悪い意味で完璧主義というか、小学校の頃にノート作りや提出物に時間をかけていたような傾向の子に多い気がします。もちろん中学生になっても提出物の平常点というのは大切です。しかしその感覚をテスト勉強に持ち込むのは、目的と手段をはき違えている行為です。「これだけ丁寧にやったんだからテストもできるよね。」ということはありえません。そうではなく、テストで点を取るにはどうすればいいのか、それを考えながら勉強することで得点力は上がっていきます。つまり「この問題をできるようにしていったらいろいろと丁寧になった」というのが正解です。テストで良い点を取る子はテストを受ける前から自分の勉強の精度からおおよその点数が予想できるものです。
提出物に時間をかけ過ぎてしまっている実感のある人は、残り時間・日数など、自分の外にあるものを基準にして勉強することができるようになると何かが変わる気がします。まずは計画性、全体を見通すことです。テストまで2週間ということは、勉強時間を1日3時間取れたとしても42時間。5教科で割ると1教科8時間。それに副教科も入ってくるのでこれよりも少なくなります。もしも1周目を終わらせるのにあと1週間くらいかかる予定の人がいたら、やり方をすぐに変えるべきです。その丁寧さに結果は伴いません。