地図帳を旅する

今日も夏期講習でした。週明け1発目。気合を入れて臨みました。

 

今日は小テスト、暗唱テスト共に全員合格でした。でも暗唱テストは、本当にオマケのオマケ。カレーの王子様かというくらいの甘口での合格です(^_^;) このレベルでは北辰や入試では通用しないと思うので、今後徐々に基準を上げていきたいと思います!

 

毎年のことですが、社会の授業が立てた計画に対して遅れています。結局帳尻は合うので大丈夫なのですが、これはできるだけ説明したいと欲が出過ぎてしまうためです。

 

今の中学地理は、世界地理も日本地理も地域ごと「この地域は工業が盛んです」のように、「この地域は~」というくくりで説明がされます。だからなんとなくガッチリとかみ合わないというか、英単語を覚えないまま英文を読むような歯がゆい感覚になってしまいます。もっと具体的に〇〇と言う鉱山があって、どんな町にどんな企業があって、何を作っていてどんな輸送手段で運んでいるのか。そこまで説明してやっと輪郭がはっきりしてくると思うので、ついつい余計なことまで話してしまいます(^_^;)

 

地理が苦手な子って、そういう具体性を持てないから苦手なのだろうと感じます。実際に工業地帯に行って稼働している工場を見たり、5月でも雪の残っている飛騨山脈の山道を登ったりしてみると、学校で習ったことが「ああ、なるほど!」となったりします。私も中学生の時は地理はイマイチ好きになれませんでしたが、大人になった今のほうが教科書を楽しく読めています。受験生になってからではもうそういうことはなかなかできませんので、過剰な説明で補っていきたいと思います。