新高校1年生の古文の力がメキメキ伸びています(^^)/
もくせい塾では、中学3年生の夏期講習で古文の読み方をある程度詳しく指導します。高校受験で12点分出題されている古文で得点を伸ばして欲しいのと、「古文『No勉』状態のままで高校に入ると苦労する」からです。
中学校では古文を各学年に1~2つずつ取り扱います。1年生では竹取物語、2年生では平家物語、3年生で奥の細道あたりをやっています。ですが、学校でこの指導を受けただけで高校に入ってしまうと、まずそもそも古文をどのように勉強していけばいいか分かりません。中学校では時間があまりないので文法などは軽くしか触れません。ですから、語学としてではなく教科書の解釈ができる程度のことだけで終わってしまうので勉強の仕方が分からず、受験は「なんとなく読み」で乗り越え、そのまま高校の授業に入ってしまいます。
高校に入ると用言・助動詞の活用は学習の初めに全て覚えることになりますし、単語や古文常識も覚えたりと、「語学」の学習の仕方が求められます。なんとなく読みの生徒はそこでギャップが生まれてしまい、「古文よく分からんしつまらん。」な感じになってしまいます。
そこで、中学生のうちから少し文法に触れ、そこにルールがあることを学んでもらいます。そうするだけでも、勉強に方向性が持てて高校の授業にも対応できると思います。また、古文が読めるようになると古典の話は分かりやすいものが多く、「面白い」と感じる子も出てきます。
今年も古典の面白さに目覚めたなと思わせる生徒が出てきました。スキルさえ身に付いてしまえば古典は娯楽としても楽しめると思います。どんどん世界を広げていってもらいたいと思います。