「はやさ」って大切だなと思っています。はやいだけで、つよい。
私も、思いついたことをできるだけすぐに実行しようとしてはいますが、本当に速い人たちには全く追いつけません。世の中すごい人がたくさんいるんだなぁ。でも、すぐに実行することで失敗を早く修正できる利点を学びました。間違えるのは当たり前で、それを修正することでよりよいことができるんじゃないか、そう考えて亀なりの歩みを急いでいます。
そんなわけで勉強についても、取り掛かるまでの「早さ」も、作業を進める「速さ」も、どちらの速さもはやければはやいほど有利だと思います。なぜなら、はやいとその分、量を多くこなせ「修正する時間を残せる」からです。
受験に対して3年生の4月から頑張ろうとする人と、1年生の頃から漠然とでも志望校があってそこを意識して勉強しているのとでは結果は全く異なると思います。受験学年になってから受験勉強をすると、時間がないことに気付きます。(毎年受験生から、「もっと早くからやっておけばよかった」という声が聞こえてきます。)あれこれ試行錯誤したり、もっと丁寧にやり直したりしたいと思っても、どこまで潜れるのか。受験生になると、時間の無い中でその判断を迫られます。まるで底に綺麗な貝があるのに、そこに手が届くまでは時間の都合で潜れないようなものです。もう少し時間があれば!と、私も受験生の時に経験しました。
ですから、はやければはやいほど有利なのは勉強においても同じです。作業スピードを速くするのは現段階での能力差もありますし、すぐには難しいと思います。ですが取り掛かる時期を早くするのは、誰でも決断すればできることです。今日から始めた子と明日から始める子にだって、差がついています。このレースのスターターは自分です。そう、気づいちゃった人からもう走り出しています。