先日サッカーの日本A代表が、24歳以下の日本代表と試合をしていました。急遽決まった試合だったようですが、激しい接触で選手が怪我をしたり、イエローカードが出たりもして、素人の私から見ても本気の緊張感が伝わる見ごたえのあるゲームでした。
さて、授業で生徒がテストを受ける時に、並々ならぬ緊張感が伝わってくることがあります。
手が震えていたり、教科書を読む声がこわばっていたり。塾の小テストであっても失敗できないというプレッシャーを少なからず感じているということです。そういう生徒は力をどんどん伸ばしていけると思います。
逆にたいした準備をしておらず、小テストでもグダグダの場合、効果は薄くなります。実際小テストで毎回合格の子と、合格不合格を行ったり来たりしている生徒とでは、定期テストの順位が全く異なります。受けているものは同じでも、受ける姿勢でその後の成長が大きく違うのがよく分かります。
ですから私は、小テストで準備不足を感じた場合は容赦なく不合格にしています。授業の直前にバタバタと動画を見ていてもそれは良い準備とは言えません。そして「このくらいで大丈夫だろう」という思いが出ている生徒にも容赦はありません。大丈夫なんて常にないんだという思いを持って頑張ってもらいたいです。成績上位者は油断をしません。