富士中中間テストまで残り1週間を切りました。
学校の上位10%(富士中だと25番以内くらい、越北あたりを目指す子のあたりでしょうか)に入る生徒は、この段階で学校のワークの問題が全て完璧にできるようになっていて、定期テストレベルの問題を解かせてもほぼ全て解ける状態になっています。学校の上位30%以内くらい(富士中で70番以内くらい、越南志望の子くらい)だとまだワークが2周目から3周目くらいの途中で、分からない問題もちょっとある、くらいでしょうか。上位50%くらい(富士中で120番くらい、越西あたりを目指す子)だとワークが1周できたかな、くらいです。もちろん全員に当てはまるわけではありませんが、毎年見ているとだいたいこんな感じのペースになっています。結局上位層はそれだけ「やっている」ということです。
「ウチの子一生懸命勉強しているのに成績が上がりません。やりかたが分からないようなんです。」や、「子供を越北に入れたいと思っています。」という話をされる保護者の方がいらっしゃいますが、学習量の目安にしてみてください。今日のお子様のワークの習得がどんな状況なのか、テスト範囲を適当に開いて「これの答えは?」というのを3つくらい聞いてみる。全て「即答」できたら上位に入れる可能性ありです。逆に1つでも答えられなかったら50%未満の可能性も大いにあり得ます。
今日中3生に、数学の学校ワークのテストをさせたら結果はまだまだ満足のいくものではありませんでした。数学は暗記ではありませんが、学校のワーク程度、問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶくらいにはしておいてもらいたいです。
「学校のワークは全て解けて当たり前。見た瞬間に答えや解法が思い浮かばなきゃ。上位の人たちは1日で全教科のテスト範囲を1周は余裕でできるようになるまで反復しているよ。それこそウォーミングアップがわりにワークを1周解いてから他の勉強をやるくらいに。」という話をしたら3年生の多くは驚いていました。これが誇張でもなんでもないということを理解してもらわないといけませんね。