本日は中間テスト直前のため教室を早くから開けています。中3生たち、高校生たち、中2の子の順に来て頑張っています。
今年の中3生たちの多くは、予定時間の10分前に来る傾向にあります。以前「学校では5分前行動なんです。」と言っている子がいましたが、少し早く来て準備を始めるのは良い習慣だと思います。(しかしあまり早く来過ぎても私の準備ができていない可能性があるのでお気を付け下さい。)
逆に授業などでギリギリになって入室してくる生徒は成績が伸びにくい傾向があります。まず、時間ギリギリになるまで来ないという段階で、頭の中の勉強の優先順位が低いことが想像できます。それだけでなくギリギリに来ると、授業が始まっても初めの10分くらいはバタバタして姿勢が整わず集中ができません。それだけで授業時間の何分の1かは勉強をしていないということになります。そういったことが原因で、行動がぎりぎりの生徒は成績が上がりにくいのだと思います。ですからきっと、5分早く準備するだけで結果は変わってくると思います。ですから私は理由なき遅刻にはうるさいく言います。勉強で成果を出すには、学力の伸びない習慣を早目に直す必要があります。
中3生たちは10分前に到着してから学習計画を書き、始業のチャイムとともにスッと勉強を始めました。その流れるような無駄のない動きにほれぼれします。きっと、茶道や書道のように「勉強道」のようなものがあるとすれば、このようなふるまいを言うのだと思います。昨日あたりからアクセル全開の雰囲気が漂っています。残り2日、やれることを全てやり切って欲しいと思います。