目を離すな

明日は中3生の第7回北辰テストです。そろそろ志望校を確定させる時期です。受験への弾みとなるように、最高の成績を目指して頑張ってきてもらいたいと思います。

授業の受け方で分かる「成績の上がる子、上がらない子」


集団指導をしていて、「この子は伸びるな・伸びないな」という生徒のパターンがあります。

 

それはズバリ、「授業に『参加』しているか否か」です。伸びる子は、話していることをうなずきながら聞き、発問に答えてくれます。面白いことを言うとすぐに反応して笑ってくれます。一方、伸びない子はたいてい無表情で話の区切れ目にうなずくことも無く、私が必死に笑わせようとしても、くすりともしません。(これは私のほうに別の問題があるのでしょうか…)

 

当事者意識


話されていることが、「自分に言われている」と捉えられるかどうかと言い換えてもいいかもしれません。学力の伸びない子は授業を受けるときに、目の前で生身の人間がいても、どこかテレビを見ているような、モニターを一枚挟んでこちらを見ているような雰囲気を漂わせています。テレビを流し見しているときって、話なんか全然入ってきませんよね。それが成績の差となっているんじゃないかな、と思っています。

なぜ話を聞き逃すのか


これは普段から、「相手の目を見て話を聞く」習慣が無いからだと思っています。

 

意識は見ているものに集中するので、話を聞く時は、相手の目を見た方が話は入ってきやすいです。それができていないと、同じ授業を受けていても効果に違いが出てしまうのではないかと思っています。

 

だから目を見て話を聞いて

 ですから中3の夏期講習の開始時には必ず、「授業は目を見て話を聞くように」と伝えますし、しっかり話さないといけないときは「こちらを見なさい」と言います。

 

目を合わせない生徒は「話を聞かない」習慣がついてしまっているので、まずはそこから修正していく必要があります。家などでも話をするときは、目を見て話すように意識してみてください。