昨日の23時半過ぎに福島県沖が震源の大きな地震がありました。このあたりも震度4だったそうですね。
そのとき
ちょうど教室で仕事をしていたときでした。
はじめは「なんかずっと窓がガタガタいってるな…。」と思っていたのですが、そこからグラグラと大きな揺れがやってきました。ずいぶん長く揺れました。幸い、教室の中は本棚の本が少し乱れた程度で被害はありませんでした。
その後余震もあったのですが、しばらく仕事をすることにしました。帰り支度をし外に出ると、すぐ近くの信号灯が停電で消えていました。このときになってやっと、11年前のことを思い出しました。不安になり、早く帰ろうと信号も街灯もない道路を、そろりそろりと車を走らせて帰りました。停電は新越谷から蒲生のあたりまでずっと続いていました。ちょうど教室のある区画が停電したところとの境目だったようで、外に出るまで全く気づきませんでした。
帰りに24時間営業のスーパーの前を通るのですが、外に「停電により閉店中」との張り紙があり、事の重大さをどんどん実感していきました。その後帰宅し、家族の無事を確認してやっと安心できました。
ここよりももっと被害の甚大な場所もあるので軽率なことは言えませんが、自分の身に降りかかってきたときだけ実感し慌てるのは、いい加減卒業しなくてはいけません。実際に東北を見て被災した人たちのその後の避難誘導の様子もたまたまですが見ました。まずいことに気付きそれを実感してからではもう遅いというのは、震災も勉強も同じことです。まずは自分がしっかりしなくては、と思いました。