中学生の3学期期末テストの結果が返却されました。今回も100点が出ました。すごいですね~。O君、頑張りました!
他にもこれだけの頑張りが
他の子たちも、高得点をバンバン取ってきました。すごいですね~。
ですが、順位が下がってしまって悔しい思いをした子もいます。ですから、少し時間を取って全員と面談を行いました。聞くと、ある子からは前回よりも勉強に身が入らなかったという話が聞こえてきました。(それでも立派な成績なのですけれどね。)
実は、私もそれを感じ取っていて、テスト前にはその子に何度か指摘していました。でも結果が出るまでは、指摘されても自分ではなかなか気づけないものです。
山あり谷あり
中学生も高校生も、生徒は1学期から3学期に向かうほど、1年生から3年生に向かうほど気が緩みがちです。3年生になって受験が実感されるとまた変わるのですが、私が塾長をしてきて毎年のように見る傾向です。慣れもあるでしょうし、成長の過渡期であることなども関係していると思います。
大人になるとそんなことも言っていられないので、だんだんと忘れていってしまいますが、子供の時の私も同じ経験をしました。やっぱり勉強が重圧に感じられて、すごく逃げている時期がありました。年をとって精神的に成熟するにつれてそういう波の上下が少なくなっていく経験って誰でもあるのではないでしょうか。そういう精神的な上がり下がりを経ながら少しずつ立ち向かえる強さを身に付けていくのだと思います。(でも今の自分が強くなったかと言われればまだまだですが。)
だから私としては、そういう生徒を期待し続けることが大切かなと思っています。今回は本人の予想通りにはならなかった、けれどもこの経験を生かして次は超えてくれる。そう思って面談で話をしました。その子もテスト後の面談では「聴く耳」を全開にして話を聞いてくれました。(その後自習にも残って頑張っていました。)
今回負ってしまったビハインドは、受験指導の時に私がなんとかすればいいだけのこと。成績を下げてしまったときは「期待外れだった」ではなく、原因は何か、どうすれば次は伸びるかをしっかり見つめていくよう導きたいです。ですから減点法ではなく加点法の視点で生徒を見ていきたいと思います。