花粉が飛んでいることが分かる嬉しくない能力。
ガンガン走っています
新学期が始まり、今週から授業が本格化するところが多くなると思います。何事も初めが肝心ですが、もくせい塾の塾生たちは、学校の進度に先駆けて予習型で進んでいる生徒が多いので頼もしいです。
中学3年生は、前から通っていた子たちは英語の文法は全て終わっていますし、数学も式の計算が終わり平方根に入っている子もいます。高校生の中には、高2の終わりまでには3年間の数学を全て終わらせるべく予習を頑張っている生徒もいます。私の学生時代には考えすら及ばなかったことが、ここもくせい塾では行われています(◎_◎;)
私自身は何も考えていなかったのですが、私の中学生時代に通っていた塾は英語と数学が予習型でした。中学3年間で英文法を3周か4周は指導してくれたと思います。ありがたかったなぁ。
予習型・復習型
数学や英文法などは予習型の学習に向いています。自分で教科書を読んで問題を解いて進めやすいからです。予習型の学習の良いところは学校の授業が復習になるということです。学校の授業が復習になれば、定期テストまでに演習を多く積むことができるので良い結果に結びつきやすくなります。もちろん焦って進もうとしてもこぼれてしまい効果は薄いので、その生徒の能力に応じてしっかり身に付いているかを確認しながらになりますが、やる気さえあれば予習型の勉強はいくらでもできます。
ただ、科目によっては予習では無く復習型のほうが良い場合もあります。例えば国語などは学校の先生によって定期テストの問題の内容がかなり異なります。もちろん学校のワークと教科書ガイドなどを使えばある程度は予習も可能ですが、テストの点を取るという意味では学校の授業が進んでからその勉強をするほうが効果的なので、復習型です。古文や英語のリーディングの授業などもそうだと思います。
復習型の科目には、「更に先の予習」を
こういった復習型のほうが向いている科目の場合、学校の予習よりいっそのこと「入試の勉強」をしてしまうといいと思います。
現代文・古文や、英語の長文読解のような科目は、学校の授業にプラスアルファ入試問題を解く為の技術が必要になってきます。こういう技術を先に学んで練習しておけば、入試の勉強のみならず学校の定期テストの勉強にも役立ちます。これも先々を見越して勉強するという意味では一種の予習かも知れませんね。今、中学生3年生の国語では入試で使える古文の読み方を指導してしまっています。今のうちに古文が読めるようになってしまえば、秋以降国語は現代文の読解や知識に時間が割けるようになります。
直近の定期テストには効果は薄いかも知れませんが、長い目で見れば有効な学習だと思います。