計算は姿勢から

今年の体育祭は一般公開されないんですね...残念です。やっと再開されるわけですし見に行きたかったです。でも状況を考えたら開催されるだけありがたいですね。

進度よーし


中3生たちの数学がガンガン進んでいます。

 

毎回の小テストもきちんと合格(たまに不合格もありますが(^_^;))し、もう予想される1学期期末テストの範囲は終わっている子も多いです。定期テストは1ヵ月前には範囲を終わらせておきたいので、今それだけ進んでいると、時間的にはかなり余裕があります。

気を付けなくてはいけないこと


しかし早く進むことばかりに囚われすぎると、足元をすくわれてしまいます。定着しているかどうか、きちんと確認は必要ですね。そのための小テストなのですが、小テストで合格してもまだまだ甘いと感じる場面はいくらでもあります。

 

中3数学で初めに学習するのは式の計算で、乗法公式などを学びます。その乗法公式が身に付いていても、式の一部を置き換えて解くような問題になると間違いが出たりします。そしてそれが符号のミスだったりすると、「まだまだ甘い」です。

 

指導時間を何に変えるか


 符号のミスがあるときは、たいてい指導した通りに途中式を書いて解いていない場合です。ですからそこを授業では修正します。できるだけお手本通りにさせたい私と、できるだけ端折って楽したい生徒とのせめぎ合いですね。これはミスすることの怖さをどれだけ自覚できるかで改善していくので、生徒が「しゃあない、やるか。」となるまで根気よく続けるしかありません。負けませんよ~。

 

私の聞いた話では、計算問題が身に付くまでに解くべき問題数は200問です。そのなかで、解き方だけでなく「成績の上がる勉強の仕方」を身に付けさせたいと思っています。教えたいのは乗法公式ではなく、勉強への姿勢です。ここからの指導時間でたくさん演習しながら、ミスしない精神力作りをしていけたらなと思います。