着実に土台を固める

中1の英文法はbe動詞が終わり、一般動詞の指導に入ります。

 

教科書が改訂され、去年から中1英語は Lesson1からbe動詞(am・are)・一般動詞の文が出てきます。

 

文の紹介としてならば別にいいのですが、その後Lesson2で助動詞canの文と進んで、 Lesson3でbe動詞isと疑問詞のある疑問文と続きます。

今まで、生徒の英語のミスで多かったのが、be動詞と一般動詞の混同です。

 

「私はテニスをします。」を

「I am play tennis.」とやり、

「あなたはテニスをしますか。」を

「Are you play tennis?」とやってしまうアレです。

 

これは、英文法の根幹である、「主語＋動詞〜.」の理解が不十分なために起こるのだと思います。

今回改訂された教科書では、be動詞と一般動詞が同時に出てきます。これを比較しながら学ぶことができれば、しっかりと区別して理解することもできるかも知れません。でも一度混同してしまうと修正できるまで結構な労力がかかりそうです。

 

そんなわけで、区別して一つずつ教えています。時間はかかりますが、それが英文の形を深く理解することにもなると思います。急がば回れ、着実にひとつずつ積み上げです。

 

中学英語はこの、動詞の区別が乗り越えられれば随分楽になり、今後のスピードアップにもつながると思います。ですからここに時間をかける価値はあると思います。