海外大学への指定校推薦

先日、ある高校の先生とお話させてもらいました。その高校では、海外大学の指定校推薦枠を増やしいているそうです。

今まで海外の大学への進学と言えば、最難関校の生徒の一部が挑戦するというイメージでしたが、指定校推薦があるとなると、その裾野も広がりますね。しかも名前が挙がった中には、シドニー大学などの有名校もありました。わあ。

ただ、指定校推薦と言っても英語の能力基準はあって、英検で言うと準1級程度と言われました。しかも英検ではなくTOEICなどが必要だそうです。学校の成績基準はそれほど高くないようなので、高校生になって英語の勉強に入れ込めば可能性はあるとおっしゃっていました(^_^;)　ハードルは高いですね。

日本人の大学進学率は6割ほどですが、行くべきという人もいれば、行かなくてもいいという論調もあって様々です。それだけ行くことに意義を求められるようになってきたということでもあると思います。何もせず就職準備校のように通うのは時間が勿体無いですよね。

そういう意味では、この高校の「海外大学に進学者を」という姿勢は素敵だなと思いました。目的のある生徒はどんどん挑戦していってもらいたいものですね。