忘れ物は計画を遅らせる
忘れ物の多い生徒が何人かいます。
持ち物は、必要だから持って来るわけで、それを忘れるということは必ず何か支障が出ているはずです。
例えば筆記用具くらいならば問題はないかも知れません。(私は自分の道具にはこだわりを持つべきだと思っていますが。)しかし、その日使う予定のワークや、その日行う予定の小テストの勉強を忘れるてしまうと、必ず遅れがでます。
忘れ物は学びの機会を奪う
小テストができない場合は「自習に来てやるように」、ワークを忘れた場合は「授業が進んだところまでやっておくように」という指示を出しますが、これは「自分のミスは自分で挽回しなさい」と言っています。
忘れ物をしていなければ、本来小テストは授業内で行えて、学校のワークも一緒に見てあげることができていました。明らかな機会損失です。忘れ物が多いとそれだけで成績が上がりにくくなります。
忘れ物をするのは想像力を働かせていないから
高校生や、成績の良い子でも忘れ物をすることがあります。しかしそういう子は授業前に忘れた物を自ら取りに帰ります。なんとなく、こういう所に差が出るなあと感じます。授業の時間まで黙っていて、授業が始まってから、「忘れ物をしました」と言ってくるのでは時すでに遅し、です。
その日自分が何をするのか、もう少しその想像力を働かせて行動できるようになってもらいたいですね。