後になって気付くことも多いものです。
学校からの評価
中1の生徒から話を聞いたのですが、学校の国語授業では漢字の小テストを行っているようですね。どうやら回を重ねるごとにその準備を怠っている生徒が増えて、学校の先生に「喝」を入れられたとか(^_^;)
小テストを行うということは、その結果も評価に入るということです。塾生の子はしっかり頑張っているようですが、先生の喝の原因になった子たちは「他人に評価される」ことの意味をまだ分かっていないのでしょうね。
漢字のテストならば小学校でもやっていたはずですし、10点満点のテストならば少し準備すれば満点かそれに準ずる点数は取れるはずです。たったそれだけのことで評価が上がるのならば、下品な言い方ですがかなり「お得」です。
気付いた子から伸びていく
それだけでなく、学校の先生は小テストを行うために、まずテストを準備し、それを授業を受ける生徒全員分印刷し、授業時間を削って実施して全員分の丸付けをした上で結果を記録しているはずです。それだけの労力をかけて下さっています。授業をして定期テストを見れば成績は付けられるはずなのに、です。
大ヒットする映画や音楽を作った人が作品に込めた気持ちも、毎朝出す1杯のお味噌汁に込めるお母さんの気持ちも、小テストを作る先生の気持ちも全て同じです。それを受け取れるようになるのが、「大人になる」ということなんだと思います。中学生はちょうどそんな時期ですね。