塾に入るということ

今日も教室を開けるなり、学校帰りに直接来たのであろう生徒入ってきて勉強を始めています。

埼玉県の中学生の通塾率


埼玉県の中学生の通塾率は7割弱くらいで、全国で10位前後くらいに多いそうです。通塾率は大都市ほど高い傾向にあります。埼玉県内で塾通いをしていない中学生を見つけるほうが難しいということですね。

 

それだけ生活に根付いている塾という機関ですが、塾通いをする生徒のどれくらいが、「塾を使いこなす生活」ができているか。また、それだけの影響を与える塾がどれくらいあるのかに興味があります。

 

それは、塾に入って「生活が変わったかどうか」が成績が伸びるポイントの一つだと思っているからです。

通塾して生活は変わったか


今までほとんど勉強していなくて入塾し、その後も生活習慣が変わらず相変わらず勉強していなければ、いくら塾通いをしていても成績は上がりません。学力は、授業を受けた「後」の行動により上がるものだからです。

 

ですから少なくとも学習塾には、入塾した生徒の生活を変えるだけの影響力がなくては効果が無いと思っています。

気持ちは大事


ですから塾の売り文句で「部活が忙しくてもOK!」という文言はちょっとどうかなと思っています。

 

もちろん、部活が忙しくても両立可能な子もいます。また、「忙しくてもOK」の内容が、通塾の日程を生徒側で決められるというだけのことかも知れません。ですがそれは、生徒がそれだけ頑張って両立させているのであって、塾側が「忙しくてもOK」と言うのはちょっと違うかなと思っています。

 

やはり塾に入るには生活が変わるという、それなりの「覚悟」がいると思っています。