意識高い系を撲滅せよ

そういえば、「意識高い系」という言葉ってもうなくなったんでしょうか。もうすっかり聞きませんね。時の流れは早いです。

揶揄するような言葉は好かん


私の中でこの言葉は、ビジネスなどで実力に見合わない背伸びをしていて、その世界にいる雰囲気に酔っている人を揶揄する言葉だと思っていました。

 

しかし一方で、頑張ろうとする人に対して「何頑張っちゃってるの?ださっ」みたいに、足を引っ張るような空気も感じて、使うのも聞くのも好きではありませんでした。

でも、この界隈にもいるかも


意識高い系という言葉は廃れましたが、勉強における「意識高い系」はまだまだ生息しているようです。

 

勉強においての意識高い系とは、「人に勧められた参考書を買って頭が良くなった気になっちゃう人」のように、本当の勉強に身を投じる前の段階で何かを成し遂げた気になってしまう人のことだと思っています。他にも、「学校の先生の授業の上手い下手ばかり論じて、そこから何かを学ぼうともしない人」や、「ネット上の勉強論ばかり覚えて英単語を覚えていない人」なんてのもいます。

撲滅運動にご協力下さい


塾人として、こういう意識高い系は揶揄して終わりではなく、実際に絶滅させねばならないと使命感に燃えています。行動が伴なっていなくては学生の本分に差し支えます。

 

今はほとんど見られませんが、以前は結構見かけました。そういう子は「それ、意味ないよ」と直接言っても聞き入れてくれない場合が多かったですね。自分で気付くしかないのでしょうが、こじれると長引きます。

 

もくせい塾の塾生のみなさんは、こういう頭でっかちにならないように気を付けてくださいね。