第2回北辰テストに向けて

次の日曜日には中3の第2回北辰テストが実施されます。塾生のみなさんは北辰のかこもんを解いておいてくださいね。

北辰テストの勉強は何をしたらよいか


「北辰テストに向けて何を勉強したらいいですか」と質問されましたので答えます。北辰テストの直前は北辰のかこもんと暗記ものの確認をやっておくべきかなと思います。

 

北辰テストの出題範囲は今まで中学校で習ったもの全てです。ですから、今まで勉強してきた自分の実力でぶつかることになります。それゆえ「直前」に点数を伸ばすための対策と呼べるようなことをするのは難しいかも知れません。(ただし苦手範囲を潰しておくような勉強は有効かも知れません)ですから、今まで自分で勉強してきたことを「余すことなく出し切る」為にここからの時間を使うべきだと考えています。

 

スポーツ選手なども試合の直前は筋力トレーニングではなくイメージトレーニングや調整に時間をかけるはずです。北辰テストも1週間前になればそんなイメージです。

 

その為に必要なのが、「時間配分計画」です。とはいえ北辰テストは形式も頻出の範囲もあります。ですから予めそれを知っておき、どこにどれだけ時間を割くのかを決めてその練習をしておく。「時間が足りなかった」とは、受験生から毎年のように聞く言葉ですが、テストは最後まで終わらないよりも、最後まで終わった子のほう結果が良くなるのは当然ですよね。

 

先々を見据えて


ですから北辰のかこもんを本番のように解いて、時間配分の練習をしておくことは大切です。後は社会の地理など、暗記しておけば点につながるものもあります。それを覚えておくことが直近でできる普通の対策かなと思います。生徒からすると、全然面白くない無味無臭の答えだと思いますが私の思う模試の対策です。

 

でも、それよりも大切なのが、解いたものを丸付けし復習して自分の血肉にしておくことだと思います。これが3ヵ月後に生きてきます。「直前でやれることはあまりない」とは言いましたが、今の勉強は3ヵ月後に効果を発揮すると思っています。ですから「今効果無いならやーめた」なんて言わずに、今やれば夏休み以降の成績が変わると思って、直前だけでなく、長い目で北辰のための勉強をしてもらいたいと思っています。