辞書に頼りすぎるな

高校生の古文の勉強を見ていて、さすが高校生だなぁと思う反面、まだまだ甘いなと感じることもあります。

高校生の振る舞いはさすがです!


高校生の古文は問題を解く前に現代語訳をチェックしているのですが、現代語訳を作るのに高校生は辞書を駆使し、下調べをきちんとしてきます。

 

この部分は本当に素晴らしいなと感じ、中学生の頃から見ていた子などの場合は、「ほんっに大きくなってぇ…(ホロリ)」となります。(多少大げさかも知れません)

しかし、気を付けなくてはいけないことも・・・


しかし一方で訳を確認すると、ちぐはぐだったりすることがあります。「これは」と思い、ちぐはぐな部分の文法や単語をさらに追及してみると、記憶が曖昧だったりします。辞書に頼り過ぎてしまっているのですね。

 

古文には主語の省略がよく見られます。そこが難しいところで、それを問題にされることもしばしばで、文法や単語をきちんと身に付けておかねば乗り越えられません。

 

中学生に比べ、高校生になるとできる作業量は激増しますが、その反面、作業で乗り越えようとしてしまうこともあります。現代語訳をしていて、問題を解いていて、2回出て来るような知識ならばもう覚えねばなりません。それをしないで思考停止の辞書引きを続けると、いつまで経ってが学力アップになりません。

 

というわけで、緊急で基本知識の仕込み直しを行いますよ、覚悟しておいてください。