のっけからひどいテーマに見えますが、ワークの「答えを写すこと」について考えてみたいと思います。
よくある「悪いパターン」
ワークの解答を写す行為といったら、やっぱり「提出があるとき」ですよねー。(なんだか「あるある」風に語ってしまっていますが(^_^;))
提出はしないと怒られるので、テスト期間になると一応手をつけますが、分からない…。教科書を調べて、友達に聞いて、手を尽くしますが、どんどん期限が迫ってきます。そして提出日の前日、いよいよ伝家の宝刀が抜かれます。「提出のためだし、仕方ないよね。」という悪魔のささやきとともに。
これが「良いパターン」
ですが、ブー。このやり方はダメです。やり方も「考え方」も最悪です。だったらやらずに怒られるほうがまだマシです。学校の先生は写したワークなんて、すぐに見破れます。見破られてしまうのならば、素直に白状して自分の糧にしたほうがいいいのではないでしょうか。
じゃあ良い写し方ってあるの?という話ですが、「勉強になる写し方」だった良いと思います。例えば、ワークを暗記するために先に答えを写して、それをチェックマーカーなどで隠して勉強するなどです。もくせい塾でも勉強法のひとつとして紹介していますが、実際に点数も伸びている効果的な学習法です。
勉強になる「写し」がいいね
学校の提出は、「自分で解いて丸をつけたものを提出しなくちゃいけないんじゃないの?」という疑問もあるかも知れませんが、学校の先生が提出で何を確認したいのか考えてみましょう。綺麗な「解答の写し」なんて見ても仕方ありません、書道じゃないんだし。学校の先生もそんなにヒマじゃありません。みなさんの勉強の跡が見たいんです。
実際、以前ウチの塾生が学校の先生に確認したら、マーカーで塗りつぶしてもOKとのことでした。(気になるときは自分でも確認してみてください)
と、言うわけでワークの「解答を写す」にも善悪があると思います。もちろんノートに綺麗に何度も解くような勉強が最も丁寧で理想的ですが、力になるのならワークはどんどん汚れていっていいと思います。そうして自分だけの「勉強道具」ができていきます。中身のない写しで余計な時間を食うよりも、実になる写しをしていきましょう。