「タイ焼きパーティー」じゃないんだってさ

どこかで「Z世代はコスパでなく『タイパ』でものを考える」という言葉を見ました。

かける時間


タイパとは、タイムパフォーマンスの略で、コストパフォーマンスがかける費用に対する成果だとするのならば、こちらは「かける『時間』に対する成果」だそうです。なるほど確かに今っぽい言葉ですね。

 

できるだけ短時間で効率良く。その結果、youtubeなどの動画も話を「ひっぱる」ということをせずに、結論から話が進みます。今の音楽の傾向も、前奏が無くなりサビから始まるようなものでないと売れないそうです。

 

タイパの良い授業?


そういうものに慣れている今の子供にとって、授業は冗長なんだろうなと思います。もしかして、定理を導くことなんて「かったるいなあ、定理に当てはめるだけでいいじゃん」とか思われてたりして。

 

 

ですから授業も無駄を省いてタイパ良く…といきたいところなんですが、なかなか難しいところです。「なぜ」や「どのように」が無くなった説明には意味がありませんし、学校の先生のお話される雑談も勉強になったりします。

 

ですから私も、そのあたりのちょうど良いところを狙った授業をしていきたいものです。簡潔で興味深くかつ分かりやすく、すごく難しい気がしますね。