車を使って車中泊をしつつ、数日間国内をグルっと回ったりしていると感じることがあります。
自分の"近所"はここまで
1日目、2日目と車を運転し、自宅から離れていくのを感じている時は、「無事に帰れるかな」と、なんとなく不安になります。しかしさらに遠く離れてもう自宅が意識されなくなると、その不安も薄れていきます。変わっていく風景を楽しめるようになります。
これは「自分の行動範囲の限界」を越えるまでと、越えた後の違いなのかな思っています。自宅を意識できる範囲が「自分の行動範囲」で、その先が「新しい世界」みたいな。ちょっと大げさですけれど。
近所を飛び出して
何か新しいことをやろうとするときはいつもそうです。初めは不安がありますが、それは「変わってしまう自分への不安」も含まれているような気がします。でも、少し勇気を出してその境界線を越えると、今度は新しい世界を楽しめるようになります。
私は若い時に、自分の行動力の無さに気付いて自己嫌悪になることが多かくありました。今でもまだまだですが、やらないよりもやって後悔するほうがまだマシだと今は思っています。俯瞰した視点で、自分の後頭部をちょっと上から見ていた過去の自分の所に戻って、その後頭部をひっぱたいて言ってやりたいですね。