英語の学習量は増やすべき➁

氷山の一角


多くの学校の授業では、出て来る単語の意味も授業内で教えてもらえます。でもそれを後で身に付けておかなくては自分の力にはなりません。文法なども同じです。解説されると簡単に感じちゃうのが英語です。その膨大な知識量を身に付けるには、やはり時間がかかります。

 

また一般受験をするときに、生徒が学習する問題集の数は英語が一番多くなります。単語帳に文法書、文法問題集、構文解釈問題集、長文読解問題集にリスニング…。ここからも学習する量は多いということが分りますし、学校の教材と授業に出てくるのは、そのうちの「ほんの一部分」なんだということも分かります。

 

知っておくだけでも違う


授業では分かったつもりになってしまうので、英語ができないと分かるのは、高校の学習が少し進んでからになります。

 

普段は、学校の授業の中で学んだことだけを勉強していれば、定期テストはある程度何とかなってしまうので、中学時代にある程度できていた子は、自分に英語ができないという意識は芽生えにくいです。だから高校2、3年生になってから塾に来る子で、「数学を学びたい」「理科が~」と言ってくる子でも、英語の知識を確認するとスカスカだったりして、「君は英語も頑張らないとね」となります。

 

 

そんなわけで、「大丈夫に感じていても、いつの間にか知識不足に陥っている科目」が英語です。これが英語の学習量を増やすべきという理由です。まず、学校の教科書だけの学習をしている人は市販の問題集を普段使い用に1冊用意しておくといいかも知れません。