夏になり、高校の学校説明会が開かれています。もくせい塾の受験生たちは、もう行った子もいれば、まだの子もいるようです。
人と会うのが楽しい
学校説明会に行く意味のようなものを考える時、私は自分の「就職活動」のことを思い出します。
私が就職活動中に感じていたのは、
「しゅうかつたのしー(^^)/」
でした。
時は就職氷河期まっただ中、最終的に50社ほど回った最中のことで、もしかしたらハイになっていたのかも知れません。しかし何が楽しかったかというと「普段入れない会社内に堂々と入り、社会人に会える」ということでした。
イベントをただ消化しない
学生として生活していると周りも同じ学生だらけです。あまり社会人と話す機会というのはありませんでした。
ですから普段は入れない社内で普段は接点のない社会人と話すことが楽しくて楽しくて、つい50社も巡ってしまいました(^_^;) 確か交通費だけで20万円くらいかかったと思います。
この体験から言える学校見学の意味は2つです。ひとつは「普段は入れない学校に入れる」。もうひとつは「その学校の先生と話せる」。
普段できない体験ができるということが、その人にとってどれほど大きな財産になるのか。そこを理解すれば、学校見学もただの学校の比較検討以上の実りがあるんじゃないかなと思います。