山形県に来ています。
山形名物「板そば」
お昼に、山形名物の「板そば」というお蕎麦をいただきました。この器に入ったものが「板そば」というそうです。少し甘めのつゆが辛めの大根おろしとよく合ってとても美味しかったです。
それにしてもこの量。(割り箸と比べてみてください)一番少なさそうなのを頼んだのに、これがくるとは思ってませんでした。向かいに座っていたご夫婦は、2人でこれを食べていました。…あ、そういうものなのね。
あとで調べたら、これを一緒に食べた人同士のご縁が「板につく」ようにとの験担ぎの意味もあるそうです。一人で食べちゃったよ。
おかけで今日は他に何も食べられませんでしたが、良い経験ができました。
立石寺
立石寺にお参りして来ました。
立石寺といえば、松尾芭蕉の句
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
がうたわれた地として有名ですね。実際にセミが鳴いている山の上にあり、確かに「沁み入る」空気が漂っているように感じました。
ただですね、奥の院は1000段を越える石畳を登った上にあります。それを登り切るのに、ヘロヘロになってしまいました。(運動不足ですね)
ゼーゼーハーハー言いながら奥の院にお参りし、さて帰るかと階段を降りようとしたら、石段を踏み外し豪快に転んでしまいました。
「ズザザーッ!」
周りの人が何事かと振り返る転倒音。こればっかりは流石に岩に染み入ってはくれませんでした…恥ズカシカッタ。
お堂までの石段は「1段ずつ踏み締めて登ると煩悩が消えてゆく」という謂れがあるそうです。しかしお参りした直後にこれだと、私の煩悩はまだまだこびりついて消えそうにありません。