勉強は細かいことが大切です。
小テストの相互採点
中3夏期講習で毎日課している漢字のテストでは、丸付けを生徒たちで行ってもらいます。互いに交換して丸付けをしているのですが、
「その子のためにも厳しく採点するんだよ」
「間違いをしっかり指摘してあげるんだよ」
と伝えており、実際にとめ・はねが正しくないときはバツですし、時には「そこは見逃してあげたら…」と思えるような細かいところをつついてバツにされていたりして、丸付けでも結構盛り上がります(^^)/
丸付けのレベルを上げる
こうしているのは、もちろん採点を厳格にすることで、高々70問くらいの漢字のテストであっても気を抜けないようにさせ効果があります。
ただ、もう一つ理由があって、それは「生徒の丸付けの技術を上げる」ということです。
勉強はバツを丸にすることです。間違っているところをできるようにすることで学力が伸びます。つまり、問題演習は丸付けと直しがセットになっていなければ意味がありません。しかし、丸付けに無頓着な子というのは意外と多く、提出のワークなとを見ていても間違っているのに丸が付いていたり、バツが付いても直した形跡が全くない子などもザラにいます(^_^;)
特に高校受験生達は残り半年でレベルを上げていかねばなりません。その為には自分で厳しく丸付けをできる必要があります。夏期講習の漢字テストの採点は他の子の答案を採点するので嬉々として間違いを探しています(笑)が、それを自分の答案にも向けられるようになれば、必ずレベルアップします。