今日で夏期講習の全工程が終わりました。
祭りのあと
先ほど生徒たちを送り出し、教室に掃除機をかけると、散らかっていた空気がキュッとまとまるように、夏期講習が終わったことを感じました。
塾の仕事をしていると、毎年やってくるものですが、夏期講習はひとつのお祭りのようです。その中にいる時は熱に浮かされたような狂騒に包まれ、準備してきたことを展開しつつ、でも全く計画通りにはいかず、バタバタと目の前で起こることに対応していくうちに終わってしまう。
そして最終日の業務終了後に、「終わったなー」なんて、疲労感と解放感と、ちょっとだけ寂寥の感のようなものを感じます。そう、祭りの後の少し静かな帰り道を、疲れた足でとぼとぼと歩いている時の感じに似ています。家までもう少し、でも着いたら完全に祭りが終わってしまう。
今はなんとなくそんな余韻に浸っています。今年の夏期講習、終わりました。支えて下さった保護者様はお疲れ様でした。生徒のみなさんは今後の勉強に生かして下さい。
追伸.
生徒のある子に「今日はゆっくり寝れますか」と聞かれてしまいました。講習中そんな顔していたんですね私。疲れが顔に出るお年頃になりました。