高校で成績上位を取るのはそう簡単なことではありません。
高校生の上位層はどこでも
公立の中学校の頃とはことなり、ある程度学力の似通った生徒が集まるので、少し手を抜くと簡単に追い抜かれてしまいます。
また、どこの学校にも「目的意識のある勉強」をしている層がいて、その子たちが上位に君臨しています。ですから同じくらいの学力層の中の、更にそういう明確な意志を持った子たちの中に割って入っていくことは大変なことです。上位10%に入るのは難しく、20%以内に入るのも大変です。
簡単に志望校は下げないほうがいい
ではどのくらい勉強する必要があるかというと、毎日まとまった勉強ができている子が、やっとそのあたりのラインかなと感じます。週に勉強しない日が2日くらいあると、そこに手がかかるかどうか、勉強しない日のほうが多くなると真ん中より下の順位という印象です。もちろん塾医いる子を見ての印象なので、絶対ではないですが概ねそのくらいの感覚です。
そう考えると、
「高校に入ってからはある程度余裕を持って…」
「それほど勉強勉強言わなくても大学へは指定校推薦狙いで…」
という高校選びの基準は、思っているよりも高校のランクを下げないと成り立たないと思います。今の平均偏差値より7~10ポイント、下げた高校選びをすることになると思います。生徒たちには、高校に入学してからも勉強は頑張るものなのだという思いを持って受験に臨んでもらいたいものです。