生徒の成績が上がるのと、学力が伸びるのは別物です。
直前詰め込み型は要注意!
例えば定期テストなどの結果ならば、その直前に詰め込めばある程度は伸ばすことも可能です。ですが、模試のような範囲の広いものになってくると、学力がより如実に反映されるようになり、直前の詰め込みだけでは対応しきれません。これがよく言われる「実力テストになると力が発揮できない」というものなのかなと思っています。
つまり直前の詰め込みだけでは学力は伸ばすことはでいないということになります。学力が伸びるには時間がかかります。勉強と向き合い、自分に語り掛けていくことが求められます。ですが、定期テスト前に慌てて勉強して、それで「なんとかなった」経験を持ってしまうと、それで大丈夫と錯覚してしまう場合があります。これが継続的な勉強の放棄につながります。
実力テストが実力に見合っていないなと感じる場合、実はそちらが本当の学力を示しているのかも知れません。