伸び方にも個人差がある。
ゆっくり伸びる人もいる
伸びしろのようなものがあるとして、それを「一気に」伸ばす子とゆっくり時間をかけて伸ばしてゆく子がいる。
中3生に行う夏期講習などでその違いがよく見られる。一気に力が開放されて大きく伸びる子がいる一方で、その直後はそれほど大きな変化は見られないが、時間が経つにつれじわりじわりと伸びていく子も毎年いる。
ゆっくり伸びていく子は、はじめは心理的に苦しいと思う。隣には一気に偏差値が10近くも伸びる子がいたりするのだから。でもゆっくり伸びていくうちにやがてそういう子を越えていくこともある。ゆっくりと成長するということは、それだけ強固な力になる。固く分厚い表皮で覆われた学力は、本番では強い。