時代に逆行しているけどこれはこれで。
ドーンと勢いが欲しいときに
ホワイトボードの使用頻度が高まっている。
この時期になると入試問題の解説が増える。すると、今まで指導してきた基本問題とは異なり1題にかかる時間や説明量も増える。
そうなってくると、紙の上でチョロチョロ書いているだけでは賄えなくなる。広いスペースにでっかく図や文字を書いて、その熱量とともに生徒に注入するほうが生徒もアガる。
そこでホワイトボードを使う。もくせい塾では、幅180cmと120cmのものを横に並べ3mのサイズにして使っている。1題の説明にかける紙面が3m幅になるだけでライブ感も高まるし、生徒がメモを取り手を動かす量も増える。数学ならば必要な定理・公式から途中計算、別解法まで全部1枚に収まるし、英語ならばちょっとした読解問題でもそこから派生した単熟語、文法事項、構文などをこれでもかとホワイトボードにぶちまける。
実は以前「ホワイトボードは手も汚れるしコスパも悪い」と思って紙やタブレット上での板書に切り替えたのだ。しかし結局戻ってきてしまった。タブレットとは違い、情報を取り出しにくいなどの不便はあるけれど、織り交ぜて使っていきたい。