電子書籍で本を読んでいると、分からない言葉が出てきても、タップすればずぐに検索ができたりして便利だ。
言葉はどうすれば身につくか
自分が中学生の時は、読書中に出た分からない言葉をいちいち紙の辞書を引いて調べていた。スマホなんて無かったからね。調べている内に内容が分からなくなって、また始めから読み直したり…。今思うと結構面倒くさいことをしていた。
今、生徒と高校入試の過去問を一緒に解いていると、中学生が分からない言葉がかなり出てくる。特に私立高校の国語の問題など、中学生にはちょっと難しい言葉をたくさん使っている問題をあえて出題してきたりする。
そこで分からないものは辞書を使って調べてもらったりしている。授業をするときは紙辞書が傍らにある状態だ。逆行するようだけれど、語彙力は強力な力なのでやって損はない。高校側も、そんな語彙力のある生徒に学校に来てもらいたいのだ。また、そういう学校に進学するということは、その学校に合った語彙レベル子たちに囲まれるということだ。そういう子たちと話が合うか合わないかも高校生活では大きな要素なのではないだろうか。