この時期の心の支えは。
いろいろ信じたくなるよね
受験が近づいているこの時期、受験生は藁にもすがる思いで勉強していると思う。
受験生になるとジンクスができたり縁起を担いだり、迷信深くなったりすることがある。かくいう私も、受験生の時は「靴を履くのは右足から」や、「『4』や『13』になることはしない」など、今思うとよくわからないルールにしばられていた。いや「13」が縁起悪いとされるのは西欧圏だってば。まさに「藁にもすがる」だ。
今では迷信のようなものはほとんど気にしなくなった。以前、帰り道に黒猫が目の前を横切る出来事が3日連続であったが、「猫かわいいな、近くに住んでるのかな」という調子だ。きっと悪霊も逃げ出す霊感の無さだと思う。
日々ヒリヒリとした時間を過ごしている受験生にとっては、こうした迷信めいたことも自分を保つ術になっているのかも知れない。今は苦しいと感じているだろうけれど、受験が終わったら笑い話として聞かせてほしい。