解説解説！

昨日が始業式で、3学期が始まった。今日から授業開始かな。

 

3学期のこの時期になると、受験が近いので入試問題への質問、特に数学と理科の計算の質問が増える。

 

そこで解説して解決していくのだが、必ずその場で解き直しをさせるようにしている。授業ならば解説した問題を解き直す時間を設けてでも解き直しをさせる。「分かった気」にさせないためだ。解説は答えまでたどり着いてしまうので分かった気になりやすい。しかしそれは自分の力になったとは言えない。受験生といえども反復が十分ではない生徒もいる。自分が習得したかどうかを確認するには、その場で解いて確認することが効果的だ。

 

案の定解説後に解き直しをしてみて、「まだ解けません」という生徒もいる。そういう子にはどこまでできたかを確認してもう一度解説を加える。1度目の解説が理解できていない場合は別角度からの説明を試みる。ストンと腑に落ちた音がしたらその問題はもう大丈夫だ。この時期は自分の解説能力を実戦で鍛える場にもなっている。