量が質を高めるんだよなぁ。
どれだけやればいいのか、その「最低」は
小学6年生は中学生になる前に中学校でガイダンスを受ける。その中で、「毎日『学年プラス1時間』は勉強をするように」と言われる。中学1年生なら毎日2時間ということだ。
この、最低「1日2時間」の学習というのは結構信頼できる基準だと思う。あくまで経験則だが、成績が伸び続けるかどうかのラインがちょうどこのあたりの学習時間な気がする。
「毎日」「2時間」という2つの条件があるのもポイントだ。どちらかでも欠くと効果がかなり下がる。自習に毎日来ていても2時間やっていない子や、来たら長いんだけど毎日ではない子などは、悪くはないんだけれどそこまで伸びない。逆にこの条件を満たしている子は、入塾して最初のテストで成績を大きく伸ばしたり、成績上位をキープしたりする。塾にいる成績上位者のほとんどがこのラインを確実に超えている。
そういうわけであくまで生徒を見ていて感じたことだが、この「毎日2時間」が成績の伸びる学習量のポイントかなと思う。だから「勉強の仕方が分からない」という子はまずは毎日2時間勉強してみよう。きっとそれだけの量をやれていて「勉強の仕方が分からない」と言っている子は少ないはずだ。