勉強は絶対に「口に出した」ほうがいい。
集中している証拠だね
小学生の生徒が、問題を解くときに小さな声で「ぶつぶつ」言うようになった。これは非常に良い傾向だと思う。
問題を解く時に声を出すというのは、その問題に没頭しているということだ。その証拠に、勉強を終えた後になって「そういえば声に出していたな」と気づく。
声を出して問題を読むと、黙読するよりも深く内容が頭に入ってくる。自分で自分に語り掛けるからだ。そして計算をするときや英文を書いたりするときも声を出すことでミスは少なくなる。声を出し続けることで、目の前で行われていることから意識を外すことがなくなるからだ。高い集中力が持続する、まさに「ゾーン」の状態だと思う。
だからその行為に至った子は絶対に学力が伸びる。これからが楽しみだ。