自学しているからできること。
自分でやったその先の話
もくせい塾の高等部は科目の指定が無い。だから生徒はその時にやりたい科目を授業で行っている。
昔は科目を指定してもらってその指導のみを行っていたが、高校生の頭を押さえつける形になってしまうと気づいた。もくせい塾に来る高校生は自分で勉強している子がほとんどだ。だからそれをこちらの都合制限してしまうよりも、生徒のペースに合わせていきたいと考えてこの形にした。
高校生たちは自分で決めたり、私と相談したりして自分の課題を定め、毎週その取り組みを軸に勉強する。それに加えさらに学校で進んだ学習内容の質問を出したりや演習をプラスする。徹底的に主体的に授業を利用してもらう形だ。
だから生徒によっては複数科目を1度に行う日もある。先日ある子が行ったのは、英語の教科書の訳のチェック、数学の質問と問題集のテスト、そして英検の長文問題だ。他にも、英文暗唱のテストの後に古文の単語テストと読解問題の本文訳と演習、そして数学と化学の問題解説を行う子などもいる。こちらも大忙しだが生徒たちも授業を濃いものにしようと準備してきてくれるのでありがたい。自分が動くことで変化は起きるのだと、分かっている生徒は強い。