読めることを最優先に。
読解力があれば大丈夫
もくせい塾の小学部は4年生から生徒をお預かりしている。
小学生のうちに是非身に付けてほらいたいと思っているのは「集中力」と「忍耐力」、それに「読解力」だ。
集中力や忍耐力に関しては、その状況をたくさん経験することで身に付くし、体力的な面と連動していて体の成長とともに伸びていくとも思う。読解力ももちろん同じだが、中学生くらいになるとかなり個人差があり、やっぱり意識的に身に付けさせなくてはいけないものなんだろうと思う。
また集中力・忍耐力は勉強以外でもスポーツや芸術、ゲームなど身に付けるチャンスは結構ありそうだけれど、読解力に関しては文章を読むこと以外で身に付ける術が見つからない。より育成方法が限定されている。
小さいうちからこれらの力がしっかりある子は、その後の勉強でそれほど苦労しない。高校受験など、受験期になってから一気に学力が伸びる子はこのタイプだ。自分で教科書や問題集の解説を読んで理解することができる。自走する為の材料がそろっている。逆にこれが無いとキツイ。
小学生の学校の勉強も大切だけれど、英語や算数の力よりもまず日本語が読めて書けること。正直これさえあれば他の科目を学んでいなくても挽回できると思う。