以前高校生の塾生に聞いた話。
身軽な人
国内を旅しなかがら大学に通っている先輩がいたらしい。
コロナ禍の時期、大学も全てリモート授業だった。その時に旅行をしながら、学校の時間はオンラインでつないで授業を受けていたようだ。
もちろんステイホームの観点からどうなんだという意見でもあるかも知れないが、過去に遡ってその学生を糾弾することももうあるまい。私はただただその行動力に感心した。就職活動の面接で話せるかどうかは微妙だけれど、こういう学生に来て欲しいという会社もあるんじゃないかな。オンライの強みを上手に利用していると思う。
最近の大学入試の小論文にはこの「オンライン」というものがテーマに取り上げられることも多かった。オンラインの良さを語らせたらこの学生がピカイチなんじゃないかなと思う。本来無一物、無一物中無尽蔵。何も持っていないことでなんでもできる。この軽さは見習いたい。